BUSから皆様へ

■ 貸切バスの新たな運賃料金制度のQ&A

LinkIcon貸切バスの新たな運賃料金制度のQ&A(国土交通省)
LinkIcon「貸切バス新運賃の概略」PDF(国土交通省)

バス料金について

バスの料金は、走行距離と時間を基準に算出されます。国土交通省は、安全な運行を最重点に置き、基準になる適正な運賃で行うよう制度を発表しました。これにより、低価格競争による粗悪な業者を排除する狙いがあります。
 ご利用いただく皆様には、低価格だけでバスを選ぶのではなく、より安全でサービスの良いバスを選べるように「貸切バス安全性評価認定制度」(Safety Bus)による星マークを取得させ、より安全な貸切バスの意識と実践を求めるように指導されています。

 

安全を担うバス乗務員について

バス乗務員の勤務は、1日13時間以内と決まっております。これは、出勤した時間から退勤した間の時間ということになります。お客様が「新宿に7時配車」という場合、そこから回送1時間かかる場合、乗務員の出勤時間は5時30分になります。拘束13時間から逆算しますと、お客様が新宿に帰着する時間は、17時となります。また、1日の走行距離は、500Km(夜間400km)までとなっております。それ以上の場合でも、16時間以内が原則です。
 安全運行を意識するための教育や体調管理、健康診断、更には【睡眠時無呼吸症候群(SAS)】のスクリーニング検査も積極的に行うようにしています。また、運転適性診断を通して健康面と安全意識を高めるようにしています。

LinkIconバス運転者の労働時間等の改善基準のポイント(厚生労働省労働基準局)
LinkIcon貸切バスの交替運転者の配置基準が定められましたPDF
LinkIcon自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う 一般的な指導及び監督の実施マニュアル 《第1編 概要編》
LinkIcon自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う 一般的な指導及び監督の実施マニュアル 《第2編 本編:一般的な指導及び監督指針の解説》

「バス運転者を指導する立場の教育」

安全運転管理者の教育実施しています。
「運転者の適正に応じた安全運転」LinkIcontekisei.pdfを積極的受講を進めています。

ハードの面からの安全について

安全は、ハード(車両の整備)とソフト(ドライバー)の両方が健全であってはじめて成り立つものです。バス車両は、1年に1回の車検、3ヶ月に1度の3ヶ月点検はもちろん、不具合があった場合や、予測される不備について、修理や点検を怠らないように指導しております。貸切バスは、それだけではなく、お客様に快適な旅をしていただくために、冷暖房の定期的な補修や点検、冬タイヤ(スタッドレス)への早めの交換など、お客様には気が付かいないようなところにも時間と費用をかけ、万全を期しています。

運転を記録するデータからのドライバー教育

デジタルタコメーター を全車両へ取り付ける取組みをしております。
ドライバーの運行状況の把握、運行管理者の処理能力、更にはドライバーの教育に欠かせないものとなっております。経営者にとっても、運行データを踏まえ、経営収支も計れます。
ドライブ中の映像を記録する「ドライブレコーダー」は事故やトラブルが起きた際には強力な記録者となってくれます。
「モービルアイ」は、ドライバーの「うっかり」を無くします。前車両や歩行者への接近を知らせてくれます。更にはノーウィンカーでの車線変更を警報し、速度に合った前車との車間距離にも反応します。
これらは、安全をサポートしてくれる三種の神器ともなりえます。



 

安全への追求と、もしもの時の連絡体制

安全への追求はもちろんですが、リスク管理も大切なことです。万が一の場合、連絡網をしっかりと行わなくてはなりません。会員各社では独自のマニュアルを作成していますが、ここでは国土交通省が発表している緊急連絡体制を表示しています。

LinkIcon事故発生時における緊急連絡体制のフロー
LinkIcon事件発生時における報告フロー

 

「Safety Bus」 の取得を目指して


一般社団法人 バス ユナイテッド セーフティでは、ドライバーの健康管理、車両の整備点検などを踏まえ、安全意識の向上と、それに伴った職場環境の充実から、「Safety Bus」の取得に向けて推進しています。


 
 

東京オリンピック2020へ向けて

バスの需要は高まるばかりです。2020年の東京オリンピックでは、海外からのお客様が東京都内だけではなく、地方のホテルや観光地に足を運ばれることが予想されます。効率よく安全なバスの運行が求められます。
「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた国土交通省の取組」

LinkIcon2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に 向けた国土交通省の取組
 

インバウンドへの取り組み

インバウンドとは、日本国外から入ってくる旅行者のことを言います。。これに対し、日本人が海外へ旅行することをアウトバウンドと言います。最近、台湾や中国、インドなどからの旅行者が増えています。日本に来られたら、日本のマナーを守っていただき、楽しい思い出になっていただきたいと思っています。

※「貸切バス安全評価認定制度(Safety Bus)」を取得すると、インバウンドに限って営業区域を広げることができます。
国土交通省関東運輸局臨時営業区域(訪日外国人)の事業計画変更認可申請書(申請書2枚用意し、押印し返信用封筒を同封し郵送で申請する)

LinkIcon国土交通省関東運輸局
LinkIcon臨時営業区域
 

シートベルト着用のお願い



LinkIcon貸切バスのシートベルトの着用徹底について



BUSでは、各バス車内に掲示するように計画しております。